【アレルギー疾患】先進国に多いといわれている理由を究明してみた

開発途上国では狂犬病や腺ペスト・マラリアに各種の性感染症など、公衆衛生環境の整備が常に解決するべき課題として認識されています。他方で公衆衛生が充実した日本を含めた先進国では、各種の感染症の患者数は激減している一方で、アレルギー疾患を抱えている患者数が増加を続けています。食環境も住環境も整備されており衛生状態も良好なのにもかかわらず、先進国ではなぜアレルギー疾患患者が増加しているのでしょうか。アレルギーのメカニズムには未だ未解明な部分も多いわけですが、有力な考え方の幾つかを御紹介してみましょう。
まず重要なのは住環境の変化です。最近の住宅では効率的な空調機能を確保するために密閉構造が採用されています。人にとって快適な日常生活が実現したわけですが、これはダニなどのアレルギー原因の生物にとっても繁殖しやすい環境を意味しています。ましてや床に絨毯でも敷き詰めてあれば、抜け毛やほこりなども入り込み、それらを餌にするダニのさらなる繁殖を招きます。
また衛生仮説という有力な考え方も提唱されています。衛生仮説とは衛生状態が過度に良好になったために免疫機能に異常を来たすというものです。典型的なのは山間の田舎で生活している人間が、都会に出てきたと単にアレルギー症状を発症するというもの。都会から田舎に帰ると発症していたアレルギー症状もおさまるなどの事例が衛生仮説の有力な論拠です。
また食環境の影響を指摘する向きもあります。例えば昔の生活では想定できないほどに、たんぱく質を豊富に含んだ食生活が実現していることから抗原になりえる食品を無意識のうちに摂取しているというものです。
都会では自動車の排ガスやPM2・5などの環境汚染物質によるアレルギーへの影響についても注目が集まっています。花粉などに排ガス中に含まれる粉塵などの環境汚染物質がミックスすることで、アレルギー性疾患のリスクを高めている可能性も指摘されています。
尤もアレルギー疾患の原因を周囲の環境の変化に、すべての原因を求めるのも無理があるかもしれません。同じ環境におかれていてもアレルギー疾患を発症しない人はごまんといます。そこでアレルギー疾患にストレスによる自律神経の変化もトリガー要因の可能性もありえます。ストレスにさらされると交感神経が高まり全身の血管が収縮します。こういった自律神経などの人体の構造が、アレルゲンに対する過剰反応を引き起こす可能性も考慮されてしかるべきでしょう。

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